「五人の志願兵」終幕

はい。役者さんたちのコメントがひと段落ついたところで、改めてT.N.Chaosよりご来場いただいた皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。

こうへい君の日誌みたいにはしっかりしてませんよ私。
あと、ゆうじろう君の日誌の通り、不安などで胃潰瘍になりかけました。マッハです。
ぱるさんとはいろいろ迷惑をかけ合いました。なかなか思い通りのキャラクターを作るというのは難しいものです。
そしてジャマリンスキー君に反省会の時言われました。
正直不安だった。
私も正直なところ、不安でした。
何せトップをやったことのないぺーぺーが、今までやったことのないジャンルに手を出し、あまつさえ豆腐(もはや豆乳?)メンタルの持ち主という酷い条件だったので。
ですが、皆様がご覧いただいた通りの舞台に仕上がり、感無量でございます。

アンケートを拝見しました。
好評を頂けていたようで、本当にうれしく思います。
またご指摘や貴重な意見なども多くいただけました。
やはりなじみのない舞台ということで、「ここはどうなの?」という質問などもありました。

というわけで今回は
蛇足ながらも「五人の志願兵Q&A」
と行きます。
本当に蛇足ですので、飛ばしていただいてもかまいません。



Q. 物語の背景は、「今の日本がもしこうなっていたら」というものなのか?
   時代とか背景についていまいちつかみ切れなかった。

A. パンフレットにもあった通り、この世界はフィクションであり、架空の存在です。
というのも、この舞台を「第二次大戦の話」とも「今後訪れるかもしれない戦争の話」ともとらえることができるようにするためです。つまり、観ていただいた方の「戦争」としてとらえていただく意図がありました。
ただし第二次大戦は、ある程度意識しています。
時系列的でいうと少々ややこしくなります。
舞台上のキャラクターたちにとって「前の大戦」は、我々の言う「第二次大戦」の扱いです。
前の大戦を知る人たちがほとんどいなくなり、知識としか「戦争」に触れる機会がなくなった世界です。
しかし、観ていただいた方々から見ると、上演している舞台上が「第二次大戦」の扱いになります。
だが、実際志願制度のようなものは存在していない。だから、何時か訪れる未来かもしれない。
――とまあ、第二次大戦を意識しつつ、過去の話とも未来の話とも、見ていただいた方の認識にお任せしています。

ただし、前提条件として「志願制度が政治主導で承認された」「国民から志願制度がある程度支持されている」
「そのせいで隣国との関係が悪くなっている」「『我が国』には正規軍と志願兵部隊がある」
「『我が国』と隣国は地続きである」の5つは加味していただけたらと思います。
……あくまでフィクションですので。



Q. 男ばかりでむさくるしかった

A. すみません。最初の段階で女性を出そうかは悩みました。
しかし、3つの理由で女性キャラは外しました。
一つ目は、女性キャスト不足
二つ目は、女性を交えてしまうと、どうしても「恋愛」的なバイアスがかかってしまう。
三つめは、女性視点を描けない。
軍隊はおおむね男社会です。おそらく、子供のことを第一に考える「母親」の視点は軍隊では、特に戦時では異端になるのではないでしょうか。また、女性には、女性ならではの、男性にはわからない視点が多くあることと思います。
私自身、女性の視点はどうしてもわかりませんでした。
無理に台本にしては矛盾が生じるだろうし、説得力にも欠けるだろう。
そう思い、女性は外しました。
アンケートに、女性の方々のご意見をいただき、勉強させていただきました。
ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。



Q. 軍隊は町(民間人)を見捨てることはありませんよ。
   爆撃も、学校は外すと思う。

A. 私もそうでありたいと願います。
今の軍隊がどうかはわかりませんし、今後戦争が起こった場合、各国の軍事勢力がどう動く可もわかりません。
しかし、別の視点で考えてみるとどうでしょう。
劇中では民間人が「見捨てた」といっているにすぎません。
彼らが町から逃げ切る前に軍が爆撃をしていたら、そもそも軍が町を放棄するという情報を知っていなければ、彼らにとっては「軍は町を見捨てた」という認識になるのではないでしょうか。
内戦が続いている某国では、誤爆や流れ弾とは言え、実際に学校や教育施設が破壊され、犠牲者も出ています。
この問題は、視点・立場・時代によって認識が変わるものだと思います。
劇中のセリフには、視点を変えたら正否が変わるものがいくつも組み込みました。
今一度振り返って頂けたら幸いです。



Q. 山本=碇シ〇ジ? 

A. 予想外の質問でした。
私はエヴ〇を見たことがないのでわかりませんが、某有名なせりふからすると、似たようなモノなのでしょうか。
ただ、各キャラクターにはモデルとなった人物がいます。
長くなるのでここでは割愛しますが、だいたい名前はそのままか、オマージュしてあります。
もし興味がございましたら調べてみてはいかがでしょう。Wikipediaにもたぶん載ってます。



Q. このご時世でどうして戦争ものをやろうと思ったの?

A. もともと戦争ものの作品が好きで、軍事系にも興味がありました。
このご時世になったのは、偶然といったところです。
しかし、台本を書く上で勉強したところ、何が正しくて、何が間違っていて、何が良くて、何が悪いのか……。
これがわからなくなったんですよ。
それと同時に、「どっちも言い分はわかるけど、戦争はだめだよね」という意見はいいのか?
という疑問も生まれました。
私自身、今まではこの考えでした。
なので、「戦争が起きたら」という限定した状況で、5つのキャラクターの立場と「見ていただいたみなさん」の6つの立場からもう一度考え直してみたかったのです。
そして私自身、どんな考えや意見があるのかを知りたかったのです。
そんな意図から今回の芝居をすることを決めました。
皆様のご意見、ご感想は私にとっても貴重な糧となりました。
ありがとうございます。



Q. アンケート質問項目4番の「共感するのはだれ?」の集計結果は?

A. 複数投票も計上した結果次のような結果になりました。
   山本二等兵  9票
   石原一等兵  8票
   田中伍長   22票
   明張軍曹   5票
   安井上等兵  17票
田中伍長が圧倒的でした。
人情に訴える部分が多かったからですかね?
意外だったのは明張さんと石原さんが少なかったことですね。
安井上等兵は登場シーンが少ない割に得票数が多く、やはり「前の大戦」を意識する方が多かったのでしょうか。
山本二等兵は、正直作者自身少ない得票だろうと予想していました。
石原より多かったのは少し意外でしたが。


さて、長くなりましたが、「五人の志願兵」はこれで終わりとなります。

最後に、
冬公演に参加してくれた団員の皆様、忙しい中お手伝いいただいた4年生の方々、劇中の銃器を提供していただいたスペシャルサンクスの方々、
そしてなにより
劇場まで足を運んでくださった皆様に感謝しつつ終幕とさせていただきます。

本当にありがとうございました!
T.N.Chaos

終わりましたね

いや〜終わりましたね。 冬公演。
どうもこうへいです。
思えば、始まりは10月の定例会でした。
「冬公演の演出したい人ー」
閑散とした空気の中で響いた部長の問いかけ 。
それに反応したのは眼鏡と帽子がチャームポイントのChaos君でした。
「僕がやります」
ピシッと手を挙げるその姿は、まさに覚悟を決めた山本君のような出で立ちで、
彼もまた、冬公演という戦場へ自ら志願したのです。

そして、冬公演の練習が始まりした。

それから先のことはあまり覚えていません。
ただ僕達は、汗と涙と血便をそこら中に撒き散らし、時には罵りあい、時には組み体操をしながら冬公演という大きなゴールへ駆けて行きました。そこに、後悔なんてありません。
僕らの青春です。そう、青春なんです。

みなさんお疲れ様でした。色々迷惑かけてごめんなさい。そして、ありがとうございます。いい思い出になりました。

戦果報告をします。

当戦争において演出の胃がマッハになりました。
さて、どういう事でしょう。
こんにちは、ゆうじろうです。

冬公演終わりました。
観に来てくれたみなさんありがとうございます。超嬉しいです。

本公演を行うにあたって、大体3ヶ月練習しました。
3ヶ月前の10月、僕らは冬公演をするかどうかから話し合ってました。
なんせ人が少なかったので。
話し合って、「五人の志願兵」を行う事になりました。
正直不安はありました。手のつけた事の無いシリアスな戦争ものという題材で上手くできるのだろーか。
今こうして公演を終えられて。公演できてよかったと思います。
皆さんありがとう。

今回、役者と舞台美術をやりました。
ふだいに入ってから7回目の公演でした。
初めて主役をやりました。
相も変わらずぼけーとしてました。
ただ、ちょっとは成長した気分になってなす。
観に来てくれた友達から「面白かったよ。」と言われました。
お世辞かもしれませんが、嬉しかったです。やってよかったです。

公演終わった今が一番達成感あります。
次の公演も頑張ります。よろしくお願いします。

儚い。

どうもみなさんこんにちはこんばんは。ぱるです。


冬公演、とうとう終わってしまいました。何事も過ぎ去るのが早く感じられるこのごろですが、
まだどこか、ふわふわと夢の中にでもいるような、不思議な感じです。
公演を観に来てくださった皆様には、色々なことを感じたり考えたりしていただけたかと
思われる反面、毎度のことながら、
まだどこか自分が発揮できるものはあったんじゃないかと思ってしまいます。

この作品のテーマなどなどについては、自分がとても好きなもので、台本を読んで演出から
声をかけられたときにはもう、ぜひやりたいと思っていたので、うれしい限りです。
はっきりとした答えが出せるものでもないですし、各々が確固たる考えを持ち、
一長一短な部分があるだけに、対立は十分起こりうると思います。
作品については演出のほうから色々と書かれているので、そちらの方で。

さてその点、石原という、とてもやんちゃで直情的な(?)キャラクターを演じることは
普段でも役者としても初めてのことだったので、
とても新鮮な感覚でパワーをぶつけることができました。
彼は欲望に忠実ではありますが、状況や実情を踏まえて動いてるキャラクターだったと思います。
バカだけど要領がいいヤンキー、のようなイメージでしょうか。
自分がそうなれるかというと、やたらと考えたり遠慮してしまってそうなれそうもないですが・・・

ただ、演じ終わってから、「イケメンでした!」と言われることが多くあって、
「イケメンというのはああいうのを言うのかな・・・?」と困惑している次第であります・・・

誰かイケメンとは何かについて教えてくださいm(_ _)m


それにしても今回の公演では、周りの人にとても助けられる形となりました。
自分のことを支えてくれる先輩や後輩には、頭が上がりません。ほんとに。
お世話になった先輩方と一緒に公演ができるのも、これで最後かと思うと、
やっぱり寂しいです。

とはいえ、いつまでも感傷に浸ってはいられず、私たちはどんどん
先を見据えて動いていかないとなりません。活気って大事だしね!


私たちに春は来るのか!続報を待て!

最終公演

どうも、天宮満瑠です。
冬公演無事終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
私達四年生にとっては最終公演の今回。
最後まで関われて本当によかったです。
今回は別のことで切羽詰まってたのもありますが、四年間で一番人に物を頼んだ公演だったんじゃないでしょうか。
一年生の頃は人に頼むということをしなかったので、我ながら成長したなとは思います。

そう、成長といえば、今回の役者さんも大分成長しました。
学年が上がると、後輩の成長は単純に嬉しく感じじますね(*´-`)
役者だけでなく、スタッフの技術も上がっているのを実感。
気付かないうちにどんどん成長していきます。
これからも頑張っていってほしいですね。
楽しみです。

さて、残りは反省会と打ち上げ。
しっかり次に繋げて、ぱーっと楽しみます!


プロフィール

fudai

Author:劇団ふだい
劇団ふだいは、富山大学五福キャンパスにある演劇サークルです。


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